【中学受験・算数】間違いの原因を分解したら、算数が伸び始めた話

勉強法・テスト対策

こんにちは、ワンオペCTOです。

中学受験の算数、演習量は足りているはずなのに偏差値が伸びない——そんな時期がありました。前々回の組分けに向けた勉強から、我が家では予習シリーズの回し方(間違い直しのやり方)をけっこう思い切って変えています。きっかけは、成績うんぬんの前に「このままの回し方だと、親も子もただ消耗するだけだな」と感じたことです。今回は、その”引き算”の記録を残しておこうと思います。まだ受験本番は先の話なので、あくまで途中経過のひとつとして読んでもらえたらうれしいです😊

先にお断りを。ここで紹介するのは、あくまで我が家でのやり方の一例です😅 ご家庭やお子さんによって合う・合わないはあると思うので、「こういう家もあるんだな」くらいの気持ちで読んでもらえたらうれしいです。

中学受験の算数が伸びない——「解けている」の中身を疑ってみた

間違えた問題を、原因のところまで丁寧に分解していったんです。そうしたら、けっこうショックな事実にぶつかりました。息子、問題の”やり方”だけを浅く覚えて、それで解いていたんですね。だから見た目の解き方が少し変わると、途端に手が止まる。「わかってるつもり」で走っていた、という感じでした😅

正直、これに気づいたときは軽く落ち込みました。演習量は決して少なくないのに、土台がスカスカだったわけで。ここを埋めない限り、いくら問題を積んでも砂の上に家を建てるようなものだよなと、ようやく腹落ちしました。

やめたこと:応用問題は思い切って捨てる

まず決めたのが、応用問題は一旦捨てる、でした。本音を言えば「全部できるようになってほしい」という親のエゴはあります。でも、土台がぐらついている状態で応用に時間を溶かすのは、たぶん優先順位が逆なんですよね。ここは自分に言い聞かせながら手放しました。

問題の取捨選択もはっきりさせました。基本問題と反復問題は、全部やります。少し難しくなる練習問題は、左側に加えて、右側の解けるところまで。これは面談で塾の先生に相談して決めた線引きです。とくに右側は、(1)だけならパターンで解けることが多いので、そこは確実に取りにいく、と心がけました。トレーニングは難易度が低めなので、思い切ってスキップ。「全部やらない勇気」って、意外とエネルギーがいります😅

間違えた問題の直し方:まずテキスト、詰まったらコベツバ

肝はここだと思っています。間違えた問題は、まずテキストの解説を自分で読んでみる。それで理解できるものは、そこでOKにしています。

ここで登場するのが「コベツバ」というサービスです。これは早稲アカのコンテンツではなく、別途課金して使うオンラインのサブスク型の学習サービスで、早稲アカで使っている予習シリーズや演習問題集のほぼ全問について、プロの講師がかみ砕いて解説してくれます。とはいえ、全部の問題をコベツバで確認していると時間がいくらあっても足りないので、コベツバまで見るのはテキストで腑に落ちなかった問題だけ、と割り切っています。ここは時間節約のための線引きです。

コベツバの解説だと「説明のどこから分からなくなったのか」を1つずつ時間をかけて特定できるのが、うちにはかなり助かっています。それでもまだ腑に落ちないときは、私がさらに噛み砕いて説明する係になります。問題文や解説の”どこ”が理解できていないのかを丁寧にヒアリングして、詰まっているポイントを名指しできるところまで下ろしていく。理解できたら、最後に類題で確認、という流れです。

正直、この作業は地味だし時間もかかります。息子は途中で駄々をこねるので、なだめたり諭したりしながらの二人三脚です。それでも続けているうちに、本人の中で「理解できる→解ける」の順番が少しずつつながってきた感覚があります😊

つまずきの正体が、4年生の基礎だったとき

コベツバで一緒に解説をたどっていると、思わぬことに気づく瞬間があります。いま目の前でつまずいている原因が、実は4年生あたりまで遡った基礎の未定着にある、というケースです。今の問題そのものが難しいのではなくて、その土台になっている部分がそもそも固まっていなかった、というパターンですね。

こういうときは、無理に先へ進めても身につかないので、当時の予習シリーズを引っ張り出してきて、基礎の基礎を固め直すところからやります。一見すると大きな遠回りなのですが、ここを飛ばすと結局また同じところで転ぶんですよね。急がば回れだなあ、と自分に言い聞かせています😅

定着の仕組み:赤ペンチェックが消えるまで

間違えた問題には赤ペンでチェックを入れて、そのチェックが消える(=自力で解ける)まで繰り返します。派手さはまったくないのですが、「できないものを、できるまで」を目に見える形にするだけでも、本人のやる気が地味に変わってきた気がします。

この赤ペンチェックのやり方については、以前の記事で詳しく書いたので、興味があればそちらものぞいてみてください。

いまのところ、算数は偏差値58まで

その後の組分けで、算数は偏差値58まで上がりました。ケアレスミスでの失点を差し引くと、60も射程に入ってきそうな手応えがあります。正直、ここまで戻ってくるとは思っていなかったので、地道な引き算が少しは効いたのかな、というのが今の気持ちです😊

ただ、これで安心とはまったくいかなくて。うちの息子はもともと算数の理解度は高めなタイプで、いまは国語のほうが足を引っ張っている状態です。なので戦略としては、算数でしっかりリードを作って、国語の遅れをカバーしていく――という形に持っていけたらと思っています。土台を疑って引き算する、という当たり前のことに、ずいぶん遠回りして気づいたなあ、というのも正直なところです。

同じように「演習量は足りているはずなのに伸びない」で悩んでいる方、けっこう多い気がします。うちのやり方が正解だとは全然思っていないので、「うちはこうしてるよ」があれば、コメントやX(@WANOPECTO)でぜひ教えてください🙏

次回は、この”どこで詰まったかを特定する”作業を、親のヒアリングだけに頼らずに進めるために試している方法について書いてみようと思います。

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