1. 塾のテキストをAIで「使える教材」に変える話
こんにちは、ワンオペCTOです💻
前回の記事([早稲アカ・AI活用記事へのリンク])で「NotebookLMでテキストをフラッシュカード化して復習している」と書きました。
今日はその方法を、スキャンから実際のプロンプトまで全部お伝えします。
特に社会の暗記でめちゃくちゃ効果があったので、ぜひ試してみてください😊
2. まず「NotebookLM」って何?という方へ
Googleが提供している無料のAIメモツールです。
PDFや画像などの資料を読み込ませると、その内容を元に要約・クイズ・フラッシュカードなどを自動で作ってくれます。
中学受験での使い方はシンプルです。
予習シリーズをスマホでパシャっと撮影
↓
NotebookLMに読み込む
↓
フラッシュカード・クイズを自動生成
↓
息子が一人で復習できる
親が横についていなくても進められる、というのがワンオペ家庭には最高です😊
3. Step 1:AndroidでテキストをPDF化する(難しくないです)
必要なもの:Androidスマホのみ
① Googleドライブアプリを開く
② 右下の「+」ボタンをタップ →「スキャン」を選択
③ 予習シリーズを開いてカメラをかざして撮影
④ 複数ページを続けて撮影して「保存」
スキャンのコツはたった1つです。
「文字がちゃんと読める」レベルで撮れていればOKです👌
斜めになってもいい、影が少し入っていてもいい、完璧じゃなくていい。NotebookLMのAIはかなり優秀なので、よほどピンぼけでない限りちゃんと読み取ってくれます。
最初からきれいに撮ろうとすると時間がかかってしんどくなるので、「雑でもいいから続ける」 くらいの気持ちで大丈夫です。
うちは1単元5〜10ページを2〜3分で撮影しておしまいです。
4. Step 2:NotebookLMに読み込む
① notebooklm.google.com にアクセス(Googleアカウントでログイン)
② 「新しいノートブック」を作成
③「ソースを追加」→「Googleドライブ」→ 撮影したPDFを選択
④ 読み込み完了したら準備OK!
1単元=1ノートブックで管理するのがおすすめです。
5. Step 3:フラッシュカード生成画面の使い方
NotebookLMでノートブックを開くと、右側に「フラッシュカードを生成」ボタンがあります。クリックするとこんな画面が出てきます。
・カードの枚数:少なめ/標準/多め
・難易度レベル:簡単/標準/難しい
・希望するトピック:(テキスト入力欄)
枚数と難易度はボタンを押すだけです。難しい操作は一切ありません。
「希望するトピック」欄だけ、少し工夫するとクオリティが大きく上がります。ここが本題です。
6. カリキュラムテスト(カリテ)用プロンプト
カリテは直近2〜3週間で習った単元の基礎定着確認テストです。範囲が明確なので「この単元の用語を完璧に覚える」ことが目的です。
→ 枚数は「標準〜多め」、難易度は「簡単〜標準」に設定してから以下を入力。
地理・産業系の単元(小4〜5で頻出):
日本の稲作の特徴・主な産地(東北・新潟など)・
工夫されていること(品種改良・二毛作など)を
中心にカードを作ってください。
カリキュラムテストで問われやすい基礎用語を優先してください。
都道府県の位置・県庁所在地・
地形の特徴(平野・山地・川の名前)を中心に。
特に混同しやすい地名に注目してください。
7. 組分けテスト用プロンプト
組分けテストは約2ヶ月に1回のクラス分けに直結する重要テストです。広い範囲から出題され、単純な暗記だけでなく「なぜそうなのか」という理解も問われます。クラスの昇降がかかっているので、うちの息子も毎回ここが山場です😅
→ 枚数は「多め」、難易度は「標準〜難しい」に設定してから以下を入力。
地理の横断まとめ:
日本の農業(稲作・野菜・果物・畜産)と
水産業(沿岸漁業・沖合漁業・遠洋漁業)の特徴を
比較できるようにカードを作ってください。
「なぜその地域でその産業が盛んなのか」の
理由まで問えるようにしてください。
日本の地形(山地・平野・川・海岸線)と
気候(太平洋側・日本海側・瀬戸内など)の関係を
セットで覚えられるようにカードを作ってください。
混同しやすい地名を特に重視してください。
8. クイズを生成する(使い分けのコツ)
フラッシュカードとクイズはこう使い分けています。
| 目的 | 使うもの |
|---|---|
| 用語・地名・人名を覚える | フラッシュカード |
| カリテ前日の最終確認 | フラッシュカード |
| 理解できているか確認 | クイズ |
| 組分け前の総復習 | クイズ |
クイズの「希望するトピック」入力例:
日本の農業と地形の関係について
「なぜ」「どのような」という形式の
問題を中心に作ってください。
単純な暗記だけでなく理解を問う問題にしてください。
9. 【Tips】ボタン1つで「その子専用」教材になる
ここ、声を大にして言いたいです。
枚数と難易度がボタンで選べるということは、その日の息子の状態に合わせてワンクリックで調整できるということです。
- テスト前日で疲れている → 「少なめ」×「簡単」
- 組分け1週間前で本気モード → 「多め」×「難しい」
- 苦手単元を徹底的に潰したい → 「多め」×「標準」
これ、塾の先生でも市販の問題集でもできないことなんです。
どの子も同じ問題集を買うしかなかった今まで。「うちの子専用」の難易度・枚数の教材が、ボタン1つ+トピックを一行書くだけで無料で作れる時代になりました。
すごくないですか、これ😊
ワンオペで子どもの隣に毎日つきっきりになれなくても、NotebookLMが「今日のその子に合った教材」を出してくれる。本当に助かっています。
10. 実際にやってみた結果
息子が苦手にしていた日本の農業・産地の単元で試してみました。
「なぜその地域でその農業が盛んなのか」という「理由を問う問題」で毎回失点していたんです。地名は覚えているのに理由が出てこない、あのパターンです。
NotebookLMで「産地と理由をセットで覚えられるカード」を作って就寝前の10分間だけ毎日繰り返しました。
結果、社会は毎回安定して高得点になりました🎉
息子いわく「ゲームみたいで楽しい」とのこと。親が問題を読み上げなくていいし、ワンオペ的にも本当に助かっています。
11. まとめ:プロンプトの3つのコツ
① テストの目的に合わせて変える カリテ=基礎の定着確認、組分け=広範囲の理解確認。目的が違えば入力内容も変える。
② 比較・理由・流れを意識して書く 「〜の違い」「なぜそうなのか」「時系列で」と指定すると深い理解につながるカードができる。
③ スキャンは雑でいい、続けることが大事 完璧なスキャンより毎日続ける方が100倍大切😊
次回はGeminiで音声読み上げを作る方法を詳しく紹介します。通学中に聞き流すだけで暗記が進む方法です。お楽しみに!
同じ悩みを持つパパ・ママはXで 「#中受パパ」 でつながりましょう🙌


コメント