「PBLは上位校じゃないと難しい?」と思ったけど、抑え校に求めるものは別にあった話【中学受験の学校選び】

中学受験

こんにちは、ワンオペCTOです。

ついに学校説明会が本格化してくる時期になってきましたね。昨年もいくつか参加しましたが、今年は息子にとってベストな学校選びとは何か、について真剣に向き合わなくてはいけません。

私が気になっているのは、PBL(Project Based Learning=課題解決型学習)や探究学習に力を入れている学校。広尾学園や三田国際の説明会に行ったとき、正直「うわ、こういう学びをさせたいな」と心を掴まれました。

それで、抑え校や男子校でも同じように「PBLを看板にしている学校」を探し始めたんです。

でも、調べていくうちに、ふと一つの疑問が湧いてきました。

「PBLって、そもそも上位校じゃないと、ちゃんと教えるの難しいんじゃないか…?」

今日は、その疑問を自分なりに考えてみて、抑え校の選び方が少し変わった話を共有させてください😊

そもそも、なんで私はPBLに惹かれるのか

少し脱線するんですが、なぜ自分がこんなにPBLに惹かれるのかを説明したいと思います。

答えはシンプルで、PBLが、私が社会に出てから本当に必要だと痛感した考え方そのものだからです。

仕事って、突き詰めると「何らかの課題を解決して、価値を提供すること」に集約されるんですよね。

特に、決まった手順のない非定型的な仕事になればなるほど、

「何が本当の問題なのか自分で見つける」
「正解のない中で、最適な答えを組み立てる」
「人を巻き込んで形にする」

こういう力が問われます。これって、まさにPBLで鍛えられる力なんです。

だから息子にも、できればこういう学びを早くから経験させたいな、と思っていました。

でも、説明会で感じた「魅力」の正体って何だろう

広尾学園や三田国際の説明会、本当に魅力的だったんです。

生徒が自分でテーマを見つけて、調べて、議論して、発表する。その姿にワクワクしました。

でも、家に帰ってから冷静に考えてみたんです。

あの魅力の正体って、「PBLという手法」そのものなんだろうか?って。

たぶん違うな、と。

私が魅力を感じたのは、PBLという看板ではなくて、それをちゃんと回せる先生たちの力量と、生徒たちの知的体力だったんじゃないか。そう思い至りました。

PBLが成立するには、3つの土台がいる(と思う)

素人なりに考えてみたんですが、PBLが「ちゃんとした学び」になるには、こんな土台が必要そうなんですよね。

①生徒側に、ある程度の基礎学力と語彙力がある
②先生側に、議論を導く力と、評価する力がある
③学校側に、「失敗を許容して見守る」文化と、時間割の余裕がある

この3つが揃わないと、PBLって「ただの調べ学習の発表会」で終わってしまう危険があるんじゃないか…と。

実際、抑え校のホームページをいくつか読み込んでみたんですが、PBLの内容が比較的やさしめかな、と感じる学校もありました。

もちろん、これは私の勝手な印象です。偏差値が高くなくても素晴らしいPBLをやっている学校はきっとあると思います。

でも、「看板にPBLと書いてあるかどうか」だけで判断するのは、ちょっと危ういかもしれない、と感じました。

一方で、大学受験に向けた指導は、どの学校も「型」がある

ここで、逆のことにも気付きました。

PBLのような新しい学びは学校差が大きそうだけど、大学受験に向けた学習指導は、何十年も積み重ねられてきたものですよね。

だから、上位校でなくても、ある程度の「型」や「ノウハウ」は、どの学校もすでに持っているんじゃないか、と。

つまり、

・PBL(新しい学び)→ 学校による差が大きい
・大学受験指導(伝統的な営み)→ どの学校も一定の型がある

この非対称性に気付いたとき、抑え校に何を求めるべきかが、少し見えてきました。

だから、抑え校に求めるものを変えました

抑え校や男子校を検討するとき、PBLにこだわるのをやめよう、と。

代わりに重視することにしたのが、「面倒見の良さ」と「確かな合格実績」です。

理由は3つあります。

①本命で「探究の魅力」はもう確保できている

うちの本命の共学校(広尾・三田国際クラス)で、すでに「探究させたい」という願いは叶えられる見込みです。

だったら、抑え校にまで同じ要素を求めなくてもいい。欲張りすぎなくていいな、と。

②抑え校に求めるべきは「進学しても後悔しない教育力」

抑え校って、もし本命がダメだったときに「実際に6年間通う学校」になるわけですよね。

そこで一番大事なのは、尖ったPBLよりも、面倒見・基礎の積み上げ・確かな実績なんじゃないかと思ったんです。

「この学校に通うことになっても、ちゃんと育ててもらえる」という安心感。それが抑え校に一番欲しいものでした。

③うちの息子は「じっくり伸びるタイプ」かもしれない

前に「幼い男子は最後に伸びる」という話を記事に書きました。

うちの息子も、まさにじっくり伸びるタイプな気がしています。

だとしたら、PBLでガンガン自走を求められる環境より、しっかり伴走してくれる面倒見型の学校のほうが、息子にはハマるかもしれない。

これは、息子の性格を一番近くで見ている親だからこその直感です。

……と、ここまで偉そうに語ってきましたが

最後に、ちょっと自分でツッコミを入れておきます😅

実は、当初「抑え校」のつもりだった開智日本橋や芝国際が(これらはPBL力入れているので、説明会で内容をじっくり伺いたい)、最近の息子の成績を見ていると、だんだん「妥当なレベル」に近づいてきているんです。

つまり、このまま6年生になる頃には、抑え校だと思っていた学校が、本命校に昇格している可能性もあるんですよね。

そうなると、今こうやって練っている「抑え校の選び方」の議論そのものが、うれしい誤算で吹き飛ぶかもしれない。

…まあ、それはそれで最高の展開なので、ぜひそうなってほしいんですけど😊

学校選びって、子どもの成長に合わせて、常にアップデートしていくものなんだなと、改めて感じています。

まとめ

PBLに惹かれて学校選びを始めて、辿り着いた今の気付き:

✓ PBLに惹かれるのは、社会で必要な「課題解決力」そのものだから
✓ 説明会で感じた魅力は、「PBL」より「先生と生徒の力量」だったかも
✓ 大学受験指導は伝統的な営みなので、どの学校も一定の型はありそう
✓ 抑え校に求めるべきは、尖った探究より「面倒見と確かな実績」
✓ ただし、成績次第で抑え校が本命に昇格する可能性もある(そうなってほしい)

もちろん、これは我が家の今の結論で、正解かどうかはわかりません😅

PBLを掲げる学校をすべて否定するつもりも全くなくて、むしろ本命では探究をさせたいと思っています。ただ、「全部の学校に同じものを求めなくていい」と気付けたのは、自分の中で大きかったです。

「うちはこういう基準で抑え校を選んだよ」「この学校のPBLは本当に良かったよ」という体験談があれば、ぜひコメント欄やX(@WANOPECTO)で教えてください。

私もまだまだ学校選びの途中なので、一緒に良い視点を見つけていけたら嬉しいです😊

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